稲門寺子屋の授業はこれからも地道に続けて行きたいと思います。
小中学生の勉強も毎日、少しずつでもこつこつと続けて行くことが大切でしょう。
現在、西東京には80ぐらいの学習塾があるようです。江戸時代には日本中に1万5千から2万近くの寺子屋があったと言われています。たいてい寺が勉強の場所でしたので、こどもは寺子と呼ばれていました。
住吉町の寶晃院(ほうこういん)の墓所には、寺子たちによって法院宥善先生のために「寺子屋師匠墓塔」が建てられています。
総持寺には自宅で寺子屋を開いた,賀屋玄順先生のために「賀屋夢香居士碑」が70人の教え子によって建てられています。
昔の寺子屋で有名なのは、吉田松陰の松下村塾でしょう。世田谷の松陰神社には、寺子屋の小さな小屋があります。
さて私達の稲門寺子屋は、寺子と先生と保護者と役員が仲良く勉強を続けてゆきましょう。
NPO法人 稲門寺子屋西東京 理事長 金子正男